2018年6月21日 いわき市・意見書可決

リアルタイム線量測定システムの継続配置を求める請願と意見書を全会一致で可決

👆 いわき市議 佐藤かずよしさんのブログにリンクしています。詳細はこちらで。

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福島県内の各地で、モニタリングポストの継続配置を求める声が高まっています。
三春町に次いで、いわき市から、うれしいお知らせです。
6月21日、いわき市議会6月定例会は、最終日の本会議で、「リアルタイム線量測定システムの継続配置を求める請願」と「リアルタイム線量測定システムの継続配置を求める意見書」を全会一致で可決しました。

モニタリングポストの継続配置を求める市民の声を受けて、
いわき市として、原発事故後の子どもたちの安全を守っていくという意思表明をできたことは、とてもうれしいことです。 
「リアルタイム線量測定システムの継続配置を求める請願書」
・請願要旨
 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県内の学校や保育園などを中心に設置されたリアルタイム線量測定システムを、原子力規制委員会が、2018年度から避難指示区域に指定されていた自治体などを除き、線量が低くなったため撤去すると決定しました。
 撤去の方針が発表されたことにより、子どもを育てる市民たちや、教育の現場の先生方は大きな不安を抱いています。原発事故が収束していない状況の中、市民の暮らしを守るため、とりわけ、大切な子どもたちを守るために、子どもの環境に置かれたリアルタイム線量測定システムは、廃炉作業が終わるまで必要不可欠であると思います。
・請願事項
 いわき市としてリアルタイム線量測定システムの継続配置の意思表明を正式な文書で関係機関に提出すること。
・請願者
モニタリングポストの継続配置を求める市民の会・いわき
「リアルタイム線量測定システムの継続配置を求める意見書」
・国においては、リアルタイム線量測定システムを継続配置し、本市での測定体制を維持することを強く要望する。
・宛先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、環境大臣、復興大臣、原子力規制委員会委員長