2019年2月17日 郡山・報告お茶会終了

郡山市教組会館で開催された「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会・郡山」の報告お茶会が無事に終了しました。
参加者はスタッフを含めて25人。カフェコーナー、大根お持ち帰りサービスも用意させていただきホットな雰囲気でお迎えしました。

初めに市民の会から、20分でこれまでの経過報告のプレゼンテーション。昨年3月に2400台のリアルタイム線量計撤去方針が発表されて以降、自治体や市民の猛反発で撤去は進まず、「方針の見直し」がこの3月に予定されていること、2021年度以降は「新復興庁」の声も聞こえてきていることなど、私たち市民の動きが、国の方針を果敢に押し返している状況を報告させていただきました。

後半は、参加者のみなさんとディカッション。
「事故前の数値に戻るまでは設置しとけ」「機器が古い、性能が悪いというのなら、新しいものと交換しろ」「線量が低くなったとはいっても、まだ高線量のスポットもある。そういう場所に移動することも考えてほしい」「線量測定の仕事をしていて腕にやけどを負ったことがある。放射線量はまだまだ危険なレベル」と言った声が、会場から次々にあがる一方で、「もう、どちらでもいいという声が増えてきているのも事実」という意見も出ました。参加されていた市議の方からは「ここまで市民の反発、行政の反対がある以上、国も強引なことはできないと思う」という心強い言葉もありました。しかし、油断はできません。これからも「NO」の声を高めていく必要があります。

最後に「報告を聞いて改めて撤去方針の流れがよくわかった」「事故前数値について、初めて知った。もっと広めたい」「こうした事実を広める学習会を各地で開催してはどうか」「この撤去反対の問題は、話を聴けばわかってもらえると思う」という意見も。

市民の会では「モニポ茶話会」のオファーをおうけしております。幼稚園、小中学校の保護者のみなさん、サークルの仲間たち、高校生や大学生たち、みなさんで企画していただけませんか。
お問い合わせ・ご相談は メールアドレス:monitoringpost.shimin@gmail.com まで。